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土地探しについて

土地探しはパートナーと一緒に

土地探しというと、不動産屋さんに行かないといけないと思われがちですが、家を建てるパートナーとなる工務店を見つけ、一緒に探しましょう。

 

家を建てるための土地は、建設費用に大きく影響します。土地の形状、大きさ、接道条件など様々な条件によって、別途工事費が必要になってきますし、思い通りの間取りを実現できない場合もあります。

 

不動産屋さんは土地のプロですが、家づくりのプロではありません。家づくりのプロである工務店と一緒に探すことで、その土地が、お施主様の思い描く家づくりに適す土地であるかを判断することができます。

 

まずは一緒に家を作るパートナーとなる工務店を探すことから初めてみてください。

土地探し

資金計画が大切です

土地を探すときに一番大切なのは、最適な「資金計画」を行い、「広さ」と「予算」を決めておくことです。

 

その上で、予算にあわせた「立地」などの諸条件を整理し土地を選定していきましょう。

 

このあたりに住みたい!!とエリアを先に決めてしまうと視野が狭くなってしまい、無理な予算、窮屈な家づくりを余儀なくされてしまいがちです。

 

ご家族の幸せの生活は、住むエリアで決まるわけではありませんよね。

 

まずは資金計画をしっかり行うことが大切です♪

注文住宅づくりで最初にすべきこと

土地情報の見方

土地情報のチェックポイントを押さえておきましょう。同エリアの相場より安い物件には理由があることが多いです。家を作るための工事費と関わってくる条件もありますので、ご自分でチェックしつつ、工務店にもしっかり確認しましょう!

 

■隣接道路の幅は?

■地目は?

■段差や傾斜は?

■上下水道・ガスの引き込みは?

など

土地情報の見方

建蔽率容積率

土地にはそれぞれ「建蔽率建蔽率)」「容積率」が定められています。

 

建蔽率とは

ある土地(敷地)の面積と、そこに建築された建物面積の割合のことです。

 

40坪の土地で建蔽率50% だった場合、

40坪×0.5=20坪 で

その土地には 20坪の建物面積まで建てられるということです。

 

ここでいう建物面積とは

「建物を真上から建物を見下ろした時の広さ」となりますので、

1Fが2Fより広い場合は1Fの面積になりますが、

2Fのほうが広い場合は2Fの面積になります。

 

容積率とは

敷地の面積と、建物の延べ床面積(全フロアの合計面積)の割合です。

 

40坪の土地で容積率が200%だった場合

40坪×2=80坪

となり、延床面積80坪までの家づくりができるということになります。

しかし、容積率の前面道路制限」というルールモ適用されるので、注意が必要です。

 

容積率の前面道路制限」とは
敷地に面している道路の幅(幅員)が12m未満である場合、その幅員に定数(0.4など、地域による)をかけた数字の方が小さいならば、その数字が容積率の上限になるというものです。

 

例えば

・40坪で容積率の上限が200%に指定されている土地
・土地は4mの道路に接していて、定数は0.4である

この場合、

4m×0.4×100=160% となり

容積率の200%より小さい160%が採用され、

40坪×1.6=64坪 となり

実際には容積率の計算80坪より小さい、64坪の延床面積までしか建てることができません。

 

建蔽率・容積率

建築条件なし物件を選ぶ

土地には「建築条件付き」「建築条件なし」の物件があります。

 

「建築条件付き」の土地は、指定されたハウスメーカーで建てるという条件がついてい土地になり、その住宅メーカーに合わせた家づくりしかできなくなってしまいます。

 

ご家族の想いを込めてつくるオンリーワンの家は、自分に合う工務店で作つのが一番です!

「建築条件なし」の土地から選んでください。

建築条件なし

接道条件

土地が接している道路との接道条件もチェックポイントの一つです。

接している道路が4M以下の場合は、道路の中心線から2Mの地点までセットバックしなくてはいけません。

土地の面積が少し小さくなってしまう他、工事の時、車両が近くまで入れないといった条件があると、若干工事費が上がってしまうことにもつながります。

一方で、そういったデメリットがある分、土地代が周辺の相場より若干安くなっているなど、メリットもありますので、総合的な判断でご家族にとって良い土地かどうかを判断してみてください。

接道条件

上下水道・ガス管引き込み工事

水道引き込み工事は、道路に沿って埋め込まれている「水道本管」と呼ばれるメインの水道管から家の敷地内まで配管する工事です。
 

一般的な住宅街では、隣接している道路に水道本管が施工されていますが、前面道路に本管が通っていない場合もあり、その場合は引き込み工事が高くなりますので注意が必要です。

 

また、引き込みがあっても古い場合、口径が現在の基準である20mmではなく13mmの場合があり、その場合は付け替えが必要になります。

 

下水やガスも同様に本管からの引き込み工事があります。

 

下水道の整備の進んでいない地域では、浄化槽の設置が必要な土地もあり。別途費用が必要となります。

引き込み工事